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赤ちゃんのおへそのトラブルについて
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臍(さい)ヘルニア:おへそが出ている状態(でべそ)
生後1ヵ月を過ぎる頃から泣いたりいきんだりしたときにおへそが丸く膨らんで飛び出してくるもので臍(さい)ヘルニアといいます。
大きさはさまざまで腹壁から少し盛り上がるくらいのものから大きめの梅干しくらい膨らんでくるものまであります。
これはおへその周りの筋肉がまだ弱いため泣いたりいきんだりして腹圧が高くなると腸の一部がおへそのところを押してでてくるために起こります。
多くの場合は成長しておなかの筋肉が強くなってくれば1歳くらいまでにはおへそが飛び出すことはなくなり治ってきます。
最近はおへそのところを絆創膏などで押さえて飛び出さないようにして早く治るようにする方法が勧められることもありますが、梅干しくらいの大きさまでであれば何もしなくても自然に治ることがほとんどです。
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臍肉芽腫(さいにくげしゅ):おへそがいつまでもじゅくじゅくしている状態
へその緒がとれたあとにじくじくした感じがいつまでもあり、よくみるとおへその奥に数mmくらいの大きさのみずみずしい赤い肉の塊がみられるものです。そのままではなかなか治らないので塊の根元を糸でしばったり、お薬を塗ったりして塊がとれるように処置をします。ときどきみられるものできちんと処置をすれば治ります。
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臍炎(さいえん)
へその緒がとれたあとに細菌が入っておへその周囲が赤くはれている状態です。
治療は細菌をやっつける抗生剤の軟膏の塗布を行い、必要により抗生剤の内服も行います。
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赤ちゃんのおむつかぶれについて
どんなに気を付けていてもおむつかぶれを経験しない赤ちゃんはまずいないのではないかと思います。
赤みが少しくらいであればお尻や陰部をきれいに保つようにすると数日で治ることが多いです。
しかし、数日、様子を見ても良くならない場合は受診されたほうがよいと思います。
おむつかぶれで最も多いのが尿や便が刺激となってかぶれているものです。
この場合は患部をきれいに保ちステロイド軟膏を塗り、必要によってはその上に亜鉛華軟膏などをしっかり塗布して原因となる尿や便が患部につかないようにして保護することが重要となります。
多くはありませんが、おむつかぶれのなかにはカンジダという真菌(カビ)が原因となっているものがあります。
この場合は抗真菌剤の軟膏を使わないと治らないです。
尿や便の刺激によるおむつかぶれかカンジダによるおむつかぶれかを見分けるのは難しい場合もあります。
おむつかぶれの部位を診て判断して薬を処方して治り方を診ていく必要があります。おむつかぶれで大事なことは、お尻や陰部をきれいに保つようにしても数日で良くならない場合は受診されることです。
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赤ちゃんの便について
生後数ヵ月の赤ちゃんは1日に何回も便をして軟便であるのが普通です。1日のうちでもたくさんの便が出るときもあれば少量の時もあります。
たまに赤ちゃんの便の色が緑色だと言って心配されることがありますが、お茶の葉みたいな深緑色の便は健康な便の色で心配はいりません。
赤ちゃんは1日に数回くらい便がでますが、たまに数日分の便をまとめてすることがあります。
2日に1回くらいの便で柔らかく2日分くらいの量がでるようなら様子をみていても大丈夫です。
これは一時的なものでまた毎日、便が出るようになったりします。
赤ちゃんはまだおなかの力が弱くてきばるのが上手ではないので便がなかなかでないことがあります。
便があまり出なくて気になるようなら綿棒で肛門を刺激してみてもよいでしょう。
方法は、便が丸1日でていないようなら綿棒の先にすべりをよくするためにオリーブオイルやワセリンなどをつけて便棒の先1~2cmくらいを肛門に入れて外側に肛門を少し押し広げるようにしながら綿棒を出し入れして刺激をして排便を促してください。
3日に1回くらいしか便がでないとか、便が出ても硬い便で出にくそう、便の量が少ないといったことが続く場合は便秘の可能性がありますので小児科を受診してください。
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こども(幼児、学童)の便秘のはなし
ここでは幼児、学童の便秘についてお話をさせていただきます。便秘はよくあることですが、それゆえに「まあいいか、こんなもんかな」とそのままにされていることが多いかと思います。しかし、便秘のお子さんは排便をするときに大変苦労をして痛い思いをしていることが多いです。
便秘は治療をすると良くなることが期待できます。治療をしないでいると「ウンチをするとき痛いからウンチをがまんしよう」となりどんどん便秘が重症となる可能性があります。
ひどい場合には、「巨大結腸症」といって大量にたまった便で腸が風船みたい大きく膨らんでしまったり、「遺糞症」といって肛門付近につまった硬い便の隙間をつたってビチョビチョの便が下着に漏れ出てしまうことになったりします。
では、便秘とは具体的にどのような状態をいうのかということになりますが、便の回数が週に3回未満であったり、便が5日以上出ないことがよくあるようなら便秘といえます。
注意しなければならないのは、たとえ便回数がしっかりあったとしても排便に時間がかかったり痛くて大変とか、便に赤い血が付くことが多いような場合は便秘です。
また小さな硬いコロコロの便しかでないとか、ビチョビチョの便が少量ずつ1日に何回も出るような場合も便秘といえます。
便秘には食物繊維をたくさん含んだ野菜を多く食べるとか水分をしっかりとるとよいとかと言われますが、ある程度ひどくなった便秘ではこれらだけではなかなか改善がみられません。きちんと医療機関を受診してしっかりと治療をしていく必要があります。
便秘の治療で最初にするべき大事なことは、たまって硬くなった便をしっかりと取り除くことです。
頑固な便秘では、便が十分に出されないためにどんどん溜まって硬くなり便の出口をふさぐ大きな栓みたいになります。これを医学用語で「便栓」といいます。この状態ではいくら薬を飲んで便をでやすくしても栓でふたをしているのでかえっておなかが痛くなるだけで便はでません。まずはこのつまっている硬い便のかたまりを浣腸をして全部だして取り除くことがなにより重要です。1回の浣腸では出し切れないことが多いので数日間にわたり毎日浣腸をして硬い便をすべて出し切り柔らかい便となるまで頑張る必要があります。
つまっていた硬い便を出し切ったら、次にすべきことは再び便をためないようにすることです。便を柔らかくするお薬と必要により排便を促すお薬を毎日のんでもらって排便状況をみていくことが必要となります。とはいっても、薬を飲めばすぐに便が順調に出るようになるわけではありません。
便秘は長期間あったので、たまっていた大量の便で腸は大きく伸びた状態となっており「便を出そう」と頑張ることを半ば忘れた感じになっています。また子どもさん自身も「ウンチするの痛いから我慢しよう」が習慣になっています。
ですのでお薬を使いつつ最初のうちは便が数日でなければ便がたまらないうちに浣腸で出すということが必要となります。そうして便が腸に溜まらない状態を続けていると大きく伸びた腸もだんだん元の「ウンチを出そう」という元の大きさの頑張れる腸にもどっていきます。
子どもさん自身も「ウンチするの痛くないからウンチしよう」と便秘の習慣もとれていきます。
便秘は長期間あったものなので、便秘の習慣がとれて腸が元の頑張れる腸にもどるにはかなりの期間を要します。便が順調にでていれば便秘のお薬は排便の状態をみながら、少しずつ減量していき最後は薬なしの状態にもっていきます。軽症であれば6ヵ月くらいで薬をやめられることもありますが、2~3年かかることもあります。
便秘の薬自体は体に吸収される量はごくわずかで腸の中にとどまって便と一緒にでていきますので、「長期間、薬を飲んでいて大丈夫かしら」という心配はいりません。
便秘はよくあることなので受診し治療されずにみられている方も多いかと思います。しかし、便秘は排便時につらいことも大変ですが生活全体の質を損なうものです。医療機関を受診しきちんと治療を根気よく続ければ、嘘のように排便が楽になり生活の質が上がることが十分に期待されます。便秘と思われる子どもさんは受診してください。当院では排便の状況をみるための「排便日誌」(ホームページから印刷可)もご用意していますので、どうかな?と思われる方は一度、排便日誌をつけてみてください。
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子どもの風邪について
風邪は医学用語で「急性上気道炎」と言います。
鼻の内部(鼻腔)やのど(咽頭)といった息の通り道の入り口の部分(上気道)に炎症があるものを風邪(急性上気道炎)といいます。
原因のほとんどはウイルスでありごく一部のものが細菌になります。
咳、鼻水、のどの痛み、熱などで受診される方のほとんどはウイルスによる風邪です。
小児科医はそれが本当にウイルスによる風邪でよいかどうか、他の病気がかくれていないかを子どもの活気、表情、呼吸の仕方、顔色などを診て総合的に判断をしています。
ウイルスによる風邪であれば抗生剤は不要です。
抗生剤は細菌をやっつけることはできますが、風邪のウイルスに対しては何の効果もありません。
ウイルスによる風邪に対して抗生剤を安易に処方すると抗生剤が効きにくい細菌の蔓延を促すことになります。また抗生剤が腸の中の正常な腸内細菌叢を乱して下痢を引き起こすこともあります。
百日咳、マイコプラズマといった細菌に以前は効果があった抗生剤が効かなくなって大変というニュースを耳にしたことがあるかと思います。
これは風邪などに安易に抗生剤が処方されてきたことが大きく関与しています。
残念ながら風邪のウイルスをやっつけるお薬は現状ありません。風邪に処方されるお薬は熱や咳、鼻水などのしんどい症状をやわらげて本人の免疫で風邪のウイルスをやっつけるのをお手伝いするものとなります。
ちなみにインフルエンザはその原因がインフルエンザウイルスというウイルスですが、タミフルやイナビルなどのインフルエンザウイルスをやっつけるお薬があります。
風邪は通常は長くても5日くらいしたら熱も下がり咳、鼻水も徐々に治ってくることが多いです。
しかし、熱が続いたり咳、鼻水がいつまでも続くような場合には耳の奥や鼻の奥で細菌が悪さをしていることがあります。
このようなときは再度の受診が必要となり抗生剤が処方されることがあります。
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鼻の吸引について
小さな子ども、特に乳児は主に鼻で呼吸をしています。
風邪などで鼻水がひどい場合は呼吸をするのがしんどくなります。
診察時は胸の音を聴くとともに胸の動きなどを診て呼吸がしんどくて大変でないかを判断しています。
呼吸状態に不安がある場合には大きな病院に紹介するといったことをします。
診察時に鼻水、鼻づまりが気になる場合は必要により鼻の吸引を行います。吸引の方法としてはオリーブ管によるもの、吸引カテーテルによるものの2種類を使い分けるようにしています。
オリーブ管は先端を鼻の孔に押し当てて鼻水を吸うもので、あまり痛くはないものの奥の方の鼻水を吸うのは難しいことがあります。
一方、吸引カテーテルでは細い管を鼻の奥まで入れて奥の方の鼻水も吸いとれます。でも吸引カテーテルは少し痛みを伴います。
その時の鼻水の状態により適宜判断をしてどちらの方法をとるかを決めています。
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花粉症で毎年お困りの方へ
初期療法というものがあります!
毎年、花粉症でお困りの方には花粉が飛散しだす1~2週間前からお薬の内服を開始する初期療法というものがあります。使うお薬は今までの花粉症のお薬と同じです。
花粉に出会う前からお薬を飲んで準備をしておくことで花粉症の症状がでてくる時期を遅らせるとともに症状を軽くすることが期待できます。
例えるなら、火事で火の粉が飛んでくる前に水をかけておいて燃えにくくするといったイメージです。初期療法でお薬を飲み始める時期は1月末から2月初めくらいが良いかと思います。
最初は1週間か2週間分を処方させていただき眠気で大変といった問題などがなければ、その後は4週間分ずつ処方していき花粉飛散期が終了するまでの内服になります。
またスギ花粉が原因の場合は、舌下免疫療法という治療法があります。
これは、毎日、スギ花粉の成分が少量入ったお薬を舌の下に1分おいてそのあとごっくんと飲み込むもので、徐々にスギ花粉に体を慣らしていくというものです。3年以上、根気よく継続していくことが重要です。開始後6ヵ月くらいで効果が感じられるようになりお薬の終了後は3~5年くらい症状が軽くすむ効果が持続するというデータがあります。
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赤ちゃんのあざについて
赤ちゃんによくみられる赤いあざ
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サモンパッチ:上のまぶたやおでこにみられる赤いあざ
わりとよくみられるものです。だんだんうすくなっていき消えていくことが多いです。
1歳を過ぎてもくっきりと目立つ場合にはレーザー治療を考える場合もあります。
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ウンナ母斑:首のうしろにみられる赤いあざ
首のうしろの髪のはえぎわあたりにある赤いあざです。よくみられるもので珍しくはありません。
多くはうすくなっていき6歳くらいまでには自然に消えていきます。3歳を過ぎてもくっきりと目立つ場合はレーザー治療を考える場合もなかにはあります。
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乳児血管腫(いちご状血管腫):境界がくっきりした盛り上がりのある赤いあざ
生後すぐには気づかれないこともありますが、生後数日から数週したころに赤いあざができて大きくなっていき盛り上がりがでてきます。
全身どこにでもできます。生後5ヵ月~12ヵ月くらいまでは大きく目立つようになってくることがあります。小さくて盛り上がりがわずかなものは数年かかることはありますが自然に消えてくることが期待できます。
しかし、大きくて盛り上がりが目立ってくるものは内服薬やレーザー治療で小さくなるので手助けしたりするのを考慮する場合があります。
赤ちゃんによくみられる青いあざ
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赤ちゃんの湿疹について
赤ちゃんは、口のまわりやほほ、首が赤くなって荒れることが多くあります。その原因の多くは、おっぱいやミルクを吐いたときの汚れやよだれです。汚れるたびにきれいに拭いてはいるでしょうが、赤く荒れてしまうことはよくあります。首のしわになっているところ、耳たぶの裏などは拭き忘れることがあり荒れることがよくある部位で注意が必要です。
汚れたときに拭いて清潔に保っていれば、少しの赤みなら数日で治ることが多いです。
しかし、なかなか治らず苦労することもよくあります。
そんなときは受診していただき、弱めのステロイドの軟膏をもらって塗るとすぐに良くなることが多いです。
湿疹の程度が軽い場合は5日くらいステロイドの軟膏を塗ってもらい、その後は赤くなるたびに数日間塗ることで対処できます。
湿疹の程度がきつい場合や繰り返し荒れて困っている場合には軟膏の塗布を続けて、湿疹が良くなってきたら少しずつ軟膏を塗る回数や軟膏の強さを下げていくことを重要です。
なかには、ステロイドだからよくなったらすぐにやめるようにと指示されるところもあるようですが、湿疹の状況により塗り方を調節していくことが大事です。
ステロイドをすぐにやめてしまった場合、肌の表面のみが良くなっていて奥の方ではまだ湿疹が残っていることがあります。
奥の方で湿疹が残っていると、またすぐに悪くなるので湿疹の状況に応じて軟膏の使い方を調節していくことが重要です。
赤ちゃんの湿疹は食物アレルギーの原因となることがあります。湿疹の部位に食べ物のカスが付いて体に侵入することで、その食べ物が悪者と判断され食物アレルギーになることがあります。赤ちゃんが湿疹でかゆくて大変ということもありますが、食物アレルギーにならないようにするためにも湿疹で困ったときには受診していただき肌をきれいに保つことが何より重要です。
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赤ちゃんの頭の形について
保健福祉センターでの3ヵ月健診などで、赤ちゃんの頭の形がゆがんでいて気になるという相談を受けることがよくあります。
結論から言うと、寝返りをするようになって同じ頭の向きでずっと寝ていることがなくなってくると、頭の成長とともに頭のゆがみは治ってくることがほとんどです。
乳児期早期には向き癖があり同じ頭の向きで寝ることが多く、そのため下になっている部分はペッタンコとなることが多いです。
寝返りをするようになり動くことが多くなると頭の同じ部位がずっと下になることもなくなり、だんだんと頭の形はよくなっていきます。
保護者の方が子どもの頃には頭のヘルメット治療などはまだなかったけれど、同級生で頭の形が極端にゆがんでいる子どもはいなかったと思います。
今でこそ、頭の形の矯正といって自費でヘルメットをかぶせたりする治療法がありますが、多くの場合は必要ないかと思います(治療をされている方には怒られるかもしれませんが...)。
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赤ちゃんの黄だんについて
生後1~2ヵ月頃までは、母乳を主体で育てられている場合に黄だん(皮膚と目の白い部分が黄色くなること)がみられることがあります。
それは母乳中のホルモンの影響で黄だんのもとになるビリルビンという物質が排泄されにくくなるためです。
生後1週くらいの間は黄だんを治すために光線治療という光を当てる治療が必要となることがあります。
しかし、日が経つにつれて黄だんのもととなるビリルビンは悪さをしにくくなっていきます。
新生児室を退院後したあとでは、母乳を主体で育てられている赤ちゃんでみられる黄だんは治療の必要のないことがほとんどです。
ただ白っぽい便が続く場合は病気が隠れていることがありますのでご注意ください。
赤ちゃんのことで気になる場合はささいなことでも受診していただけるとありがたいです。
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検尿の異常について
2026年7月 記載
多くの保育園、幼稚園、学校で春に検尿が行われています。検尿の目的は、腎臓の病気を早期に発見して治療を行うことで腎不全になることを減らすことにあります。日本での学校検尿は1974年に始まっていて、検尿が行われるようになってからは腎不全で透析を受ける人の数は明らかに減っています。
検尿で腎臓の異常をみる検査項目は「潜血」と「たんぱく」です。「潜血」とは血液中の赤血球が尿の中に多く漏れ出ているものです。
「たんぱく」は血液中のたんぱく質が尿の中に多く漏れ出てしまうものです。
ざっくり言えば、潜血の量、たんぱくの量が多いほど腎臓の病気の可能性が高くなるといえます。
また血縁関係のなかに腎臓の病気がある方がいるとか、若いころから聴力に問題がある方がいる場合は腎臓の病気がある可能性が高くなります。
検尿での異常には、潜血のみが異常の場合、たんぱくのみが異常の場合、あるいは潜血とたんぱくの両方が異常の場合の3つがあります。
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まず、潜血のみが異常の場合ですが、この場合は腎臓の病気がある可能性は低く体質みたいなものであることが多いです。
しかし、なかには腎臓の病気の初期ということもありますので軽くみてはいけません。
検尿は簡易の検査ですので、医療機関では尿の中に何個くらいの赤血球が出ているのかを顕微鏡でみて潜血の量を調べる検査をします。
初めのうちは潜血の軽度の異常だけでも数ヵ月、半年、1年と経つうちに潜血の量が多くなってきたり、たんぱくの異常がみられるようになったりして最終的に腎臓の病気が見つかることもあります。
ですので、潜血のみが異常の場合でも外来で尿検査を行い潜血の量が増えてこないか、たんぱくの異常がでてこなか、症状がでてこないかと経過をみていくことが重要となります。
「もしかしたら腎臓の病気が見つかることがあるかも...」と考えて途中で通院をやめたりせずにきちんと続けることが重要です。
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次にたんぱくのみが異常の場合はどうかというと、この中には起立性たんぱく尿や一過性たんぱく尿といって腎臓の病気とは関係しない場合もあります。
しかし、潜血のみが異常の場合に比べて腎臓の病気が見つかる可能性は少し高くなります。
起立性たんぱく尿とは、立って歩くといった軽度の運動をきっかけに尿にたんぱくが漏れるものです。
また一過性たんぱく尿というのは、尿検査の前日に激しい運動をしたとか発熱があったときにみられるものです。
検尿の際に「就寝前にきちんと排尿をして朝一番の尿を採ってください」と言われるのはこの起立性たんぱく尿で検尿の異常とならないようにするためです。検尿の検査は簡易の検査なのでたんぱくの異常で医療機関を受診されたときには、実際にどのくらいの量のたんぱくが尿にでているかを調べる詳しい検査をします。
また尿検査のときに発熱があったとか前日に激しい運動をしていたとか、就寝前にきちんと排尿したか朝一番の尿を採ったかなどをお聞きして、一過性たんぱく尿や起立性たんぱく尿の可能性がないかどうかもチェックします。
尿中のたんぱくの量とたんぱくの異常が続いている期間などをみて腎臓の病気の可能性が高いと考えられる場合は、詳しく診ることができる医療機関に紹介となります。
最初はたんぱくの量が少なくてもたんぱくの量が増えてきたり、いつまでもたんぱくの異常が続いたりして最終的に腎臓の病気が見つかることもあるのできちんと通院を続けることが重要です。
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最後に潜血とたんぱくの両方の異常がある場合ですが、この場合は腎臓の病気がある可能性が高くなります。医療機関では実際にどのくらいの潜血の量があるのか、たんぱくはどのくらいの量が尿の中に漏れているのかを検査をします。
たんぱくや潜血の量が多い場合や量が少なくても長い期間にわたり潜血やたんぱくの異常が続く場合は、腎臓の病気が疑わしいので専門の医療機関に紹介となります。
潜血とたんぱくの両方の異常があった場合は60%くらいに慢性腎炎が見つかっているというデータがあります。
その中で最も多いものはIgA腎症という病気です。
日本ではIgA腎症の70%くらいが学校などでの検尿で無症状のうちに見つかっています。
そして早期に治療が開始されることで末期の腎不全にならずに済む例が多くあります。
IgA腎症以外では、膜性増殖性糸球体腎炎、膜性腎症といった腎臓の病気も検尿で早期に見つかり治療されることで末期の腎不全に進行する例が減っていると報告されています。
以上のように、日本では学校などで検尿が行われていることで、将来腎不全となり透析になるかもしれなかった腎臓の病気が早期に発見されて治療されています。
腎臓の病気は初期には症状がないことが多く症状が出てきたときにはかなり進行していることが多いです。
検尿で異常が指摘されても大部分は病気が見つからずに済むのですが、その一部には腎臓の病気が見つかる例があります。
これを読んで検尿の大切さをご理解いただきお役に立てていただければありがたいです。
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赤ちゃんの気になる動きについて
赤ちゃんの動きでこれって大丈夫?とよく質問されることを書いてみました。
参考にしていただければ幸いです。
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①うなることがある、気張っているみたいな変な声をだすことがある
少し変わった声を出したり、なんか手足に力を入れて気張っているみたいなことがあるけど大丈夫?と聞かれることがあります。
生後1~2か月くらいのときにみられることがよくあり、多くの場合は問題ありません。
時間が短くて普段は機嫌がよく、おっぱいやミルクをしっかり飲めているのなら大丈夫です。
気になるようなら動画を撮ってきただき、受診された際に見せていただけるとわかりやすくてありがたいです。
しかし、動画を撮ろうとしてもその動きが止まってしまい撮れないことも多くあるかと思います。
そういう場合は、持続時間が短く頻度も少ないと思われるのでまず問題ないかと思います。
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②反り返ることが多い
反り返ることが多いけど大丈夫?と聞かれることもよくあります。
問題となる場合は、常に体に力が入っていて反り返りが強くて赤ちゃんを抱っこしているのが大変という場合です。
ほとんどの場合は赤ちゃんがぐずっているときだけ反りかえるもので問題ないです。
でも赤ちゃんのことで心配になるのは当然のことなので、大丈夫かな?と思うときは診療時間内であればいつでもお越しください。
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③寝ているときに手足がピクつくことがある
寝ているときに手や足先がピクつくことは、睡眠時ミオクローヌスというもので普通にあるものです。
持続時間が数秒であるなら、ごく普通にみられるもので問題はありません。気になるようなら動画を撮って見せていただけるとありがたいです。
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④手足を振り上げる動きがある
赤ちゃんは、びっくりするような何かの刺激があったとき手足を振りあげて抱きつくような動きをすることがあります。
これはモロー反射といって、生後数ヵ月の間は普通にみられるものです。
何かあった時に親から落ちないように手足で抱きついてつかまろうとする身を守るための動きです。
単発の動きであることがほとんどですが、繰り返し手足をばたつかせる場合は問題があることがあります。
繰り返し手足をばたつかせるようなら受診してください。できれば動画があれば参考になりありがたいです。
以上、赤ちゃんでよく気にされることを書かせていただきました。
赤ちゃんのことで気になることはささいなことでもご相談ください。
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予防接種の重要性について
2026年7月 記載
今では子どもの予防接種の内容は充実し、そのほとんどが無料で受けられるようになりました。
今や有料のものは「おたふくかぜワクチン」と「インフルエンザワクチン」くらいとなりました。
これにより多くの怖い病気からワクチンで子どもたちが守られるようになりました。
以下にざっくりですが、ワクチンで重要なことを書かせていただきます。
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細菌性髄膜炎
まず、細菌性髄膜炎がワクチンにより激減し、今ではあまり見ない病気となったことはすごくありがたいことです。
細菌性髄膜炎は乳幼児期にかかることがあるすごく重症の病気です。
細菌性髄膜炎は今の医療をもってしても発達や運動の面での後遺症が残ったりしないか、命を落とさずに済むだろうかとすごく心配しないといけない病気です。
ワクチンで予防できるようになったことはものすごく意味のあることです。
肺炎球菌ワクチンと五種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、ヒブの5種類の病気のワクチン)が細菌性髄膜炎の原因の多くを占める肺炎球菌とインフルエンザ菌b型(ヒブ)の感染を予防します。
細菌性髄膜炎は乳児期早期からかかる可能性がありますので、生後2ヵ月でのワクチン開始からあまり遅らせることなく進めていくことがとても重要です。
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百日咳
百日咳という病気の予防も五種混合ワクチンでできます。
簡単にいうと百日咳は立て続けにでる咳が長期間みられる病気です。
大きい子どもでは咳がしつこい風邪くらいで済むことが多いですが、乳児期にかかると肺炎や脳症となり命に関わる重症となることがあります。
赤ちゃんが百日咳にかかったら大変です。
五種混合ワクチンは生後2ヵ月からできますので早くに受けてください。ロタウイルスによる急性胃腸炎もワクチンにより激減した病気です。
ロタウイルスの急性胃腸炎は、頻回の嘔吐と水様便で脱水となり入院しなければならないことが多い病気です。
ワクチンがなかった時代には毎年、ロタウイルスが流行する冬になるとロタウイルス胃腸炎で入院する子どもが数多くいました。
しかし、ワクチンのおかげで今ではロタウイルス胃腸炎になる子どもはめずらしくなっています。ロタウイルスのワクチンは飲むワクチンで、乳児期早期にしか受けられませんので時期を逃さないようにしてください。
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結核
結核は、乳幼児期には結核性髄膜炎や粟粒結核といった重症の病型となります。
BCGは結核のワクチンで生後5ヵ月以降に受けます。まわりで結核の話を聞かなくても、どこかでもらう可能性はあります。
BCGを受けることができるのは1歳になるまでですので受け損なわないようにしてください。
1歳になったら受けるワクチンに麻疹風疹ワクチン、水痘ワクチン、おたふくかぜワクチンがあります。
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麻疹(はしか)
麻疹(はしか)は、江戸時代や明治時代には多くの子どもが命を落とした病気で「命定めの病」と恐れられていました。医学が進歩した今の時代であっても麻疹が重症の病気であることに変わりはありません。
ワクチンをしっかり受けてもらうようにしたことで、日本では2015年以降、「麻疹は排除状態にある」といって海外由来のウイルスによるものが少数しか見られない状態となっています。
これはほとんどの人が麻疹のワクチンを受けて免疫をもっているからこそ維持できているものです。
ワクチンを受けた人の数が減少すると、再び日本国内で麻疹がたびたび流行する状態に逆戻りする可能性は大いにあります。
麻疹は「空気感染」をする病気で非常に感染力が強く、同じ空間にいるだけでも免疫がないと感染する可能性が高い病気です。
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風疹
風疹は「3日はしか」ともいって麻疹ほど重症ということはありません。しかし、一番の問題になることは妊娠中の女性がかかると、生まれてくる赤ちゃんが心臓の病気や難聴、白内障などをもって生まれてくる先天性風疹症候群という病気になることです。
ワクチンを受けて免疫をつけることで先天性風疹症候群は十分に予防することができます。
麻疹風疹ワクチンは1歳のときと小学校入学の前年度(年長さんのとき)の2回をきちんと受けることが重要です。
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水痘
水痘ワクチンは1歳~3歳になるまでに2回受けます。
ワクチンを2回受けるようになった今では水痘にかかる子どもはかなり少なくなりました。
ワクチンを受けていても水痘になることはありますが、発疹の数は少数で軽症ですむことが多いです。
おたふくかぜワクチンは今なお有料ではありますが、1歳と年長さんの時の計2回を受けることをお勧めします。
おたふくかぜになると一部の方にですが高度の難聴が生涯にわたり残ることがあります。多くは片側の難聴ですが両側ということもあります。
ワクチンを受けていれば、おたふくかぜになる可能性を下げることができ、かかっても難聴になる率を下げることができます。
おたふくかぜで難聴になると、その後も難聴のままで苦労するのでワクチンを受けて予防することをお勧めします。
以上、簡単にですがワクチンで重要なことを書かせていただきました。
今は子どものワクチンは充実したものとなり、多くの怖い病気から子どもを守れるようになっています。
しかるべき時期にワクチンを受けて早い時期から子どもを守っていくことがなにより重要です。
当然のことながら、ここで触れなかったワクチンも重要ですのできちんと受けていってください。
当院ではワクチンを受けていくプランをわかりやすくするように工夫した説明用紙を用意しています。
ワクチンで迷子にならないようにお手伝いできればと考えています。
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頭の黄色いかさぶた
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赤ちゃんの頭の黄色っぽいかさぶた(脂漏性(しろうせい)湿疹(しっしん))
生後数ヵ月くらいまでの赤ちゃんで頭の前の方に黄色っぽいかさぶたのようなものが見られることがあります。これは脂漏性湿疹というもので時々みられるものです。
特に大変というものではなく、数ヵ月すると見られなくなってきますので安心してください。
赤ちゃんは生後数ヵ月くらいまではホルモンの関係で皮脂が多い状態にあります。
特に頭皮、おでこ、眉毛の辺りなどは皮脂が多く皮脂がべったりとうろこ状にくっついてみられることがあり、これを脂漏性湿疹と言います。
生後数ヵ月以降には皮脂の量は適量に落ち着き自然と黄色っぽいかさぶたのようなものは減っていきます。
でも、べったりと頭などに黄色っぽいかさぶたのようなものが付いていると気になりますよね。
その場合は、お風呂で赤ちゃん用のシャンプーを使って洗って少しずつとっていくのがよいでしょう。
黄色っぽいかさぶたが分厚い場合は、お風呂に入る少し前にベビーオイルやワセリンを塗ってふやかしておくとさらに取れやすくなります。
注意することは、決して一度にすべて取ってやろうと頑張らないことです。爪でゴシゴシなんては絶対にしてはいけません。
柔らかくなって取れやすくなったものから少しずつ除去していくので十分です。
くれぐれも優しく洗ってあげてください。
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おちんちんで気になること
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包茎(おちんちんの皮がかぶったまま)
ときどき、「おちんちんの皮がかぶったままですが、むいた方がいいでしょうか?」とお母さんから訊かれることがあります。答えは、「むかなくて大丈夫」です。
子どものときは、おちんちんの皮(包皮(ほうひ))はおちんちんの先端(亀頭)を覆っているのが正常です。
思春期になって2次性徴をむかえる頃になると包皮がめくれてきて亀頭が常に見えるようになってきます。
包茎で治療が必要な場合は、包皮をやさしく後方にずらしてもおしっこの出る穴が全く見えないときやおしっこがきれいに飛ばないとき、あとはおちんちんの先が赤くはれることが何回もあるときです。
この場合は治療が必要となることがあるのでご相談ください。
あと、おちんちんの皮を無理やりめくろうとすることは絶対にしないでください。
めちゃくちゃ痛いし、むき過ぎて元にもどらなくなって大変になることもあるので絶対にやってはだめです。
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恥垢(ちこう)(おちんちんの白いチーズのようなもの)
時にですが、おちんちんの皮の下に白いチーズのような塊がみられることがあります。
これは恥垢といって、おちんちんの皮とその下の陰茎本体の表面の一部がはがれて垢のように溜まったもので問題はありません。
そのままにしておいてもらうので良いです。おちんちんの皮が自然にむけてくる時期になるとなくなってきます。
恥垢を無理に取ろうとすると痛くて大変なことになるのでしないでください。
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誤嚥の時の対応
乳幼児の誤嚥で窒息が疑われる時の対応について
小さな子どもに食事を与えるときには十分に注意していることと思います。しかし、のどに物を詰めてしまうことがないとは限りません。万が一の時のために、その対応を頭の隅に置いておいていただけると安心かと思います。
乳幼児の窒息は「静かに苦しむ」という状態となります。つまり、声は出ない、暴れないということです。
以下に、過去のNHKのホームページにあった乳幼児の誤嚥の記事を引用させていただきました。
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① 1歳数ヵ月 女の子
リンゴを薄く櫛状に切ったものを食べさせたところ、次第に唇が青くなり胸の辺りを触るようなそぶりを見せた
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② 母親は急いで椅子から抱き上げ、頭を下にして背中を叩いた(背部叩打法)が、リンゴは出てこない
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③ ハイムリッヒ法をしたところ、リンゴのかけらが口からでてきて大事には至らなかった
この記事は、実際にどんな状況になるかをイメージするのにとても役に立つかと思います。
この中の背部叩打法(はいぶこうだほう)、ハイムリッヒ法は、のどに詰まった物を除去する方法です。
万が一の時のためにできるようにしておかれるのが良いかと思います。
背部叩打法(はいぶこうだほう)、ハイムリッヒ法のやり方の説明(絵は下手ですが...)を載せておきますので印刷してどこかに置いておくととっさの時に役に立つかと思います。
※YouTubeなどで背部叩打法、ハイムリッヒ法の動画がありますので、一度見ておかれると良いかと思います。
小児 異物誤嚥、小児 気道異物除去 などで検索
背部叩打法(ノドにひっかかっているものを叩いて落す)
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① 大人のひざの上に子どもをうつぶせにして頭部を下に向ける
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② 子どもの頭部は胸より低い位置にしておく
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③ 大人の太ももで子どものみぞおちのところを軽く圧迫するようにしておく
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④ 左右の肩甲骨の間を手の平の下半分で強く4〜5回たたく
異物がとれないなら、これを数回繰り返す
上記でダメならハイムリッヒ法をする(1歳以上)
ハイムリッヒ法(1歳以上)みぞおちを突き上げる
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① 子どもの後ろから両腕を回し、一方の手をグーにして両手を組む
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② グーにしたこぶしがヘソとみぞおちの間に当たるようにする
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③ 組んだ手を自分の方に向かって上に突き上げるようにするのを繰り返す(子どもの体を一気に持ち上げるようなイメージで)
※ 横隔膜を一気に上方に持ち上げることで咳に似た状態を作って異物を取り除く